クリエイトニュース・アーカイブ

「あそびあ」から学ぶ

昨年の5月5日にオープンした「あそびあランド」。あっというまに１年が過ぎ、私たちは子育て支援活動を通じてたくさんのことを学ぶ機会にもなり、いま社会に本当に求められているのは何なのかを考えさせる１年でした。この間ご協力をいただいた地域の皆様には、心から感謝申し上げます。たくさんの子どもたちが集う「あそびあランド」が１歳を迎え、「ハレ」の日としてイベントを開催させていただきました。

そんな中とても嬉しいことがありました。東根から転勤で東京に引っ越した子どもさんが、遊びに来てくれたことです。それも、わざわざ秋田まで行って捕まえたザリガニをザリガニ池に放流するために。東京には「あそびあランド」のような遊び場がないとのことで、どうしても「あそびあランド」で遊びたかったのだそうです。子どもの「外遊びの大切さ」をもっと多くの人に知らせてほしいとわざわざ東根まで来て私たちに教えてくれたのです。ここで私たちが学んだことは、「子どもの頃の外遊び体験は一生の思い出となり巣立った後も東根に思いをはせる」という素晴らしいことです。子どもたちがつどい、成長後も訪れる「あそびあランド」。こうした「つながり」が、これからの東根を元気にしていく源となっていくことを教えていただいた１年目でもありました。

ひがしねあそびあランド
センター長　伊勢　博