クリエイトニュース・アーカイブ

タイトル クリエイトニュース40号
発行日 2020年1月
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巻頭言 「家庭教育支援チーム」文部科学大臣表彰を 受けました
執筆者 伊勢 博
更新日 2025-05-20 14:03:53
巻頭言(文章)

「家庭教育支援チーム」文部科学大臣表彰を受けました

◇「家庭教育支援チーム」とは

2019年度「家庭教育支援チーム」の活動推進に関する文部科学大臣表彰に私たちの活動が選ばれました。この「家庭教育支援チーム」の内容を要約すると「地域の多様な人材で構成された自主的な集まりで、地域で子育てや家庭教育に関する相談にのり、親子で参加する様々な取組みや講座などの学習機会、地域の情報などを提供、また地域の実情に即して、学校や地域、教育委員会などの行政機関や福祉関係機関と連携しながら、子育てや家庭教育を応援」となっています。

◇私たちの活動の理念

私たちは、家庭教育における今日的課題を踏まえ、地域の実情や課題解決に応じた多様な事業を、3つの理念(未来をクリエイト・地域をクリエイト・輝きをクリエイト)に込め、「タントクルセンター」と「あそびあランド」を拠点に展開してきました。
この理念を展開するために、まず子どもにとっての最善の利益とは何かを追及し、子ども自らが遊びを通して自主性や創造性、社会性を育む「遊育(ゆういく)」と、地域ぐるみで未来を担う子どもを、ともに育てる「共育(ともいく)」を支援のテーマに掲かげ、運営の核として親の悩みや不安に寄り添った講座など、幅広くきめ細やかな家庭教育支援を行ってきました。また「あそび」「子育て
支援」「ファミリーサポート」の機能を中核にしながら、あかちゃんサロン、遊びの出前、わらべ唄や昔あそびの伝承、地域の人たちの支援を受けながら米づくり、コンサート、児童合唱団の創設と育成など、子ども達が地域とつながり、未来とつながるさまざまな活動を取り入れてきました。

◇受賞をこれからの力に

これらは、開館以来先駆的施設として、全国から注目されてきた職場に関わってきたという自負に基づいております。今回の受賞は、無心に努力を積み重ねてきた職員、支援して頂いた行政や地域の方・関係者に対する評価として共に喜び、これからの活動のエネルギーとして深化させていきたいといます。

あそびあランドセンター長
伊勢 博